FESインターネット・フォーカス「よい雇用」―生涯学習


つい数年前までは社会に認められて一職業人として成功を収めるには幼稚園・学校・職業訓練という直線的な教育で事足りた。しかし、今日ではこうした教育はもはや雇用と所得確保を保証するものではなくなった。

複雑化する世界では知識がすぐに老朽化し、学校や大学で得た資格や職業能力は常に刷新・拡張を迫られている。こうした傾向にも拘わらず、ドイツでは追加訓練の機運が盛り上がらない。スカンジビア諸国では人口の3分の2以上が追加訓練を受けているのに対して、ドイツではその割合が40%に過ぎない。

技術革新、グローバル化、人口動態の変化により、老若男女すべての人はそれに伴う職業・社会的変化に対応することを迫られており、生涯を通じた追加訓練対策の重要性が益々高まっている。

伝統的にFESは教育や職業教育に高い価値を見出している。インターネット・フォーカス「よい雇用―生涯学習」ではこの分野におけるFESの国内・国外での取り組みを紹介する。これらの事例から、「生涯学習」が社会政策としての効果を挙げるには職業という枠を超える視点が必要があることは明らかだ。