FESインターネット・フォーカス「よい雇用」−未来を創造する

−とくに雇用者の視点から‐「よい雇用」とは:安定した職場、透明性があり包括的な情報の流れ、負担が少なく学習意欲を起こさせる労働条件の形成、適正な所得と伴に失業病気・老齢リスクに対する充実した社会保障を伴う雇用をいう。今日のみならず、将来もここに利益団体と政治の主要な行動を必要とする分野が広がっている。
「よい雇用」の構想を練り、それを実行することは労働組合や(労使代表による)経営協議会にとって大きな挑戦だ。業績・コスト削減圧力、柔軟性へ要求が増すなか、よく組織されている事業所でさえ「よい雇用」を確保し、改善を実行するのは難しい。賃金協約がなく、労使協議会もない事業所も増え続けている。そこでは「よい雇用」はなかなか進まない。また、派遣労働、単身自営業、僅少雇用などのいわゆる非典型的雇用関係や、法的・社会的に周辺的な存在に陥る人も増え続けている。有能な利益代表者が「よい雇用」を求めて戦略を練り、これを実行することがどうしても必要だ。
労働組合や労使協議会のみならず、政治も挑戦に応じる必要がある。労働・福祉法や社会保障制度は経済・社会の変化に歩調を合わせなければならない。これからは経済の要請を考慮するに止まらず、「よい雇用」そしてよい生活や自立した生活を求める人々の欲求にも応えることが大事だ。これがフリードリヒ・エーベルト財団が「未来2020年」プロジェクト等で取り上げる主要テーマだ。
事業例:インターネット・フォーカス「よい雇用−未来を創造する」はフリードリヒ・エーベルト財団の事業内容を理解する一助となるだろう。ドイツが歩むべき、社会的・持続的未来に通じる道について議論し、戦略と構想を示す。